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DPP-4阻害薬による副作用「類天疱瘡」への適切な処置について【PMDA】

ニュースの要点

医薬品医療機器総合機構は7月27日、「医薬品適正使用のお願いNo.15 2023年7月」にて、DPP-4阻害薬による類天疱瘡への適切な処置について注意喚起を行った。

糖尿病治療薬であるジペプチジルペプチダーゼ4(DPP-4)阻害薬及びその配合剤(以下、「DPP-4阻害薬」)の副作用として「類天疱瘡」が知られており、添付文書等において注意喚起がなされている。

しかしながら、DPP-4阻害薬の投与後に類天疱瘡が発現した患者さんにおいて、初期症状である皮膚の異常がみられた後も本剤の投与が継続された結果、類天疱瘡の悪化をきたし、入院に至っている事例が報告されている。

DPP-4阻害薬の使用中に、そう痒を伴う浮腫性紅斑、水疱、びらん等があらわれ、類天疱瘡の発現が疑われる場合には、速やかに皮膚科医と相談し、DPP-4阻害薬の投与を中止するなどの適切な処置を行うよう、注意をお願いいたします。

詳細は以下の資料をご確認下さい。

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