ニュースの要点
厚生労働省の「第12回健康・医療・介護情報利活用検討会」が3月29日に以下の議題で開催され、電子処方箋についての現状が報告された。
- 医療等情報利活用ワーキンググループの検討状況について
- 医療情報ネットワークの基盤に関するワーキンググループの検討状況について
- 介護情報利活用ワーキンググループの検討状況について
- 電子処方箋について
電子処方箋の導入状況（3/19時点）
- 1月26日から電子処方箋管理サービスの運用開始。現在、1,808施設（病院7、医科診療所93、歯科診療所5、薬局1,703）で稼働中
- 事前の導入手続（利用申請）を行った施設数：46,028施設（病院1,102、医科診療所17,805、歯科診療所10,161、薬局16,960）
- システム・運用面で、これまで大きなトラブルなく概ね順調に稼働
導入施設からの主な指摘事項
- 導入施設からは、電子処方箋システム上の更なる改善や機能拡充について要望があった
- ①リフィル処方箋、②口頭同意による重複投薬・併用禁忌に該当する過去の薬剤情報の取得、③院内処方の検討状況、について報告
