ニュースの要点
厚生労働省は11月2日、「抗インフルエンザウイルス薬等の安定供給について」とする通知を発出した。
今シーズンのインフルエンザ対策については、「今シーズンのインフルエンザ総合対策の推進について」(令和5年10月13日付け感感発1013第2号)により、取り組んでいる。
インフルエンザ患者に対して適切な治療・検査を行うためには、抗インフルエンザウイルス薬及びインフルエンザウイルス抗原検出キットについて、その安定的な供給を図ることが必要となるので、下記の事項に十分留意の上、対応するように依頼した。
- 抗インフルエンザウイルス薬等の安定的な供給を図るためには、各医療機関等に対して適切な量が提供されることが必要であることから、患者数等の動向を勘案して必要量を精査した上で、特定の医療機関又は薬局に過剰な量が供給されることがないよう、貴管内の医療機関等や卸売販売業者に対し、周知徹底してください。
- 厚生労働省としては、抗インフルエンザウイルス薬等の安定的な供給の確保の観点から、供給企業に対し、インフルエンザの流行状況に応じた適切な供給を行うよう要請しております。つきましては、各都道府県においても、医療機関等、卸売販売業者と連携しつつ、関係者に対して以下の事項を周知し、抗インフルエンザウイルス薬等の適切な供給確保への協力を要請してください。