ニュースの要点
厚生労働省は6月28日、「第五次薬物乱用防止五か年戦略」フォローアップを公表した。同時に、令和3年のわが国の薬物情勢にかかる統計指標を集計し、公表した。平成30年8月に同会議で策定した「第五次薬物乱用防止五か年戦略」の5つの目標に関してフォローアップを行い、その状況や結果を取りまとめたものとなる。
【令和3年の主な薬物情勢】
- 大麻事犯の検挙人員が8年連続で増加して過去最多を更新し、「大麻乱用期」であることが確実と言える状況となった
- 大麻事犯の検挙人員の約7割が30歳未満であり、若年層における乱用拡大が顕著であった
- 特に、20歳未満の検挙人員は1,000名であり、初めて千人台に到達した