ニュースの要点
政府の経済財政諮問会議は6月9日、「経済財政運営と改革の基本方針2021(仮称)」の原案について議論した。財政健全化目標については2025年度の国・地方あわせたプライマリバランスの黒字化を目指す方針を堅持し、22年度から3年間は歳出改革努力を継続するとした。
社会保障改革について、新型コロナ感染症を機に進める新たな仕組みの構築として、症状に応じた感染症患者の受入医療機関の選定、感染症対応とそれ以外の医療の地域における役割分担の明確化、医療専門職人材の確保・集約などについて、できるだけ早期に対応するとしている。
参考資料