ニュースの要点
厚生労働省は6月10日、「コロナウイルス修飾ウリジンRNAワクチン(SARS-CoV-2)に係る『使用上の注意』の改訂について」の通知を発出した。
厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(令和4年6月10日開催)における審議結果等を踏まえ、医薬品の「使用上の注意」の改訂を求めた。
「重要な基本的注意」の項目で「コロナウイルス修飾ウリジン RNA ワクチン(SARS-CoV-2)接種後に、ギラン・バレー症候群が報告されている。被接種者又はその保護者に対しては、ギラン・バレー症候群が疑われる症状(四肢遠位から始まる弛緩性麻痺、腱反射の減弱ないし消失等)が認められた場合には直ちに医師等に相談するよう、あらかじめ説明すること」と改訂する。
改訂対象医薬品は、「コミナティ筋注・コミナティ筋注5~11歳用・スパイクバックス筋注」3製品。