ニュースの要点
厚生労働省は、「2022年度 家庭用品に係る健康被害の年次とりまとめ報告」を公表した。
本報告は、一般社団法人皮膚安全性症例情報ネット及び公益財団法人 日本中毒情報センターの協力を得て家庭用品による健康被害の情報を収集し、それらの情報をとりまとめているものとなる。「皮膚障害」及び「吸入事故等」の2分野に関する報告で構成されており、それぞれのポイントは以下のとおり。
報告のポイント
- 皮膚障害
- 家庭用品による皮膚障害の報告全数は25件。
- 報告件数で多かった家庭用品は上から順に、家庭用手袋(ゴム)(4件)、家庭用手袋(非ゴム)(3件)、ネックレス(3件)、ウェットスーツ(3件)。
- 吸入事故等
- 家庭用品による吸入事故等の報告全数は56件。
- 報告件数で最も多かった家庭用品は、洗浄剤(住宅用・家具用)(14件)。