ニュースの要点
日本医療機能評価機構は3月25日、「医療事故情報収集等事業」の第68回報告書(昨年(2021年)10-12月が対象)を公表した。
2021年10-12月に報告された医療事故は、報告義務対象医療機関から1,454件で、事故の程度では死亡が7.4%、障害残存の可能性がある(高い)9.8%、で障害残存の可能性なし32.7%などとなっている。ヒヤリ・ハット事例情報は8,372件で、事例の概要では薬剤34.1%、療養上の世話19.6%、ドレーン・チューブ14.9%などとなっている。
また、今回の報告書では、(1)患者間違いに関連した事例(2)新型コロナウイルス感染症に関連した事例をテーマとして分析が行われている。