医療情報を確認できる仕組みの拡大【社会保障審議会医療部会】

ニュースの要点

第90回社会保障審議会医療部会が9月5日に開催され、「全国で医療情報を確認できる仕組みの拡大」の運用開始について議論された。

「医療情報を確認できる仕組みの拡大」の運用開始に向けたスケジュールについては、現在、診療情報閲覧機能の開発を進め、サービス開始に向けて医療機関等でのテストが開始されているが、以下のスケジュールでサービスの運用を開始する。

•  医療機関・薬局での特定健診等情報・薬剤情報に加え、診療情報の閲覧開始：令和4年9月11日（日）
• マイナポータルについても、同様に9月11日（日）から閲覧可能

仕組みの拡大により閲覧できる情報について医療機関等を受診し、医療機関等から毎月請求される医科・歯科・調剤・DPCレセプト（電子レセプト）から抽出した情報のうち、以下の項目を拡充する。

• 医療機関・薬局で閲覧可能な追加項目
  • 診療情報
    • 医療機関名、受診歴
    • 診療年月日、入外等区分、診療識別、診療行為名
  • 薬剤情報
    • 医療機関名、薬局名
• マイナポータルで閲覧可能な追加項目
  • 診療情報
    • 医療機関名、薬局名、受診歴
    • 診療年月日、診療識別、診療行為名、調剤行為名、特定保険医療材料名

詳細は以下の資料をご確認下さい。