ニュースの要点
厚生労働省は4月30日、「最近の調剤医療費(電算処理分)の動向令和5年度12月号」を公表した。
概要
- 令和5年度12月の調剤医療費(電算処理分に限る。以下同じ。)は7,444億円(伸び率+4.3%)で、処方箋1枚当たり調剤医療費は 9,436円(伸び率▲3.0%)
調剤医療費の内訳は、技術料が2,022億円(伸び率+6.5%)、薬剤料が5,408億円(伸び率+3.5%)、薬剤料のうち、後発医薬品が1,058億円(伸び率+2.8%) - 薬剤料の多くを占める内服薬の処方箋 1 枚当たり薬剤料5,352円(伸び率▲5.3%)を、処方箋 1 枚当たり薬剤種類数、1 種類当たり投薬日数、1 種類 1 日当たり薬剤料の3要素に分解すると、各々2.80 種類(伸び率+0.3%)、27.2日(伸び率▲3.9%)、70 円(伸び率▲1.8%)
- 内服薬の薬剤料 4,222億円(伸び幅+75億円)を薬効大分類別にみると、総額が最も高かったのはその他の代謝性医薬品の796億円(伸び幅+50億円)で、伸び幅が最も高かったのはその他の代謝性医薬品の+50億円(総額796 億円)