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骨粗鬆症治療薬の「使用上の注意」の改訂指示【厚労省】

ニュースの要点

厚生労働省は7月20日、ビスホスホネート系薬剤、デノスマブ(遺伝子組換え)及びロモソズマブ(遺伝子組換え)について、「使用上の注意」の改訂を指示した。

改定の概要は以下の通り。

ビスホスホネート系薬剤(BP製剤)とデノスマブ(遺伝子組換え)について、

  1. 「重要な基本的注意」の項に、大腿骨以外の部位(近位尺骨骨幹部等)に非定型骨折が発現したとの報告がある旨を追記する。
  2. 「重大な副作用」の項の「大腿骨転子下及び近位大腿骨骨幹部の非定型骨折」を「大腿骨転子下、近位大腿骨骨幹部、近位尺骨骨幹部等の非定型骨折」に変更する。

ロモソズマブ(遺伝子組換え)について、

  • 「重要な基本的注意」の項の、ビスホスホネート系薬剤を長期使用している患者における大腿骨非定型骨折に関する注意喚起に、大腿骨以外の部位 (近位尺骨骨幹部等)に非定型骨折が発現したとの報告がある旨を追記する。
参考資料

「使用上の注意」の改訂について 厚生労働省(2021年7月20日)

ビスホスホネート系薬剤、デノスマブ(遺伝子組換え)及びロモソズマブ (遺伝子組換え)の「使用上の注意」の改訂について 医薬品医療機器総合機構(2021年7月20日)

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