第5回薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキンググループ【厚労省】
ニュースの要点
厚労省は5月27日、「第5回薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキンググループ」(WG)を開催した。WGでは、以下について議論された。
1.地域における薬剤師サービスの提供
2.とりまとめに向けた追加の議論
- 調剤業務の一部の外部委託
- 薬局間連携の在り方
- その他(リフィル処方箋の仕組み)
3.電子処方箋導入の数値目標について
- 令和5年3月末の時点において、全体として、オンライン資格確認等システムを導入した施設の7割程度の導入を目標とする
- 令和6年度内に概ね全ての医療機関及び薬局の導入を目標とする
4.WGとりまとめの構成案
②対物業務等の効率化
- 調剤の一部の外部委託
- 処方箋の 40 枚規制制(薬剤師の配置基準)・その他業務の効率化
③薬局薬剤師DX
- デジタルに係る知識・技術の習得
- 薬局薬剤師DXに向けた活用事例の共有
- オンライン服薬指導
- 調剤後のフォローアップ
- データ連携基盤
- 薬歴の活用等
- 薬局内・薬局間情報連携のための標準的データ交換形式
④地域における薬剤師の役割
- 他職種との連携
- 病院薬剤師との連携(薬薬連携)
- 健康サポート機能の推進
- 地域の実情に応じた薬剤師サービス等の提供体制の検討
- 薬局間の連携、認定薬局・災害や新興感染症発生時に備えた対応・へき地・離島への対応
第5回薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキンググループ 厚生労働省(2022年5月27日)