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薬学部定員の適正化に関する課題などが議論

ニュースの要点

第21回新薬剤師養成問題懇談会が2月14日に開催され、以下の1~4について議論された。

  1. 薬学教育6年制及び薬剤師に関する状況について
  2. 協議事項
    ①薬学部定員の適正化に関する課題について
    ②薬剤師偏在問題と病院薬剤師不足問題について
    ③薬学部において充実した臨床教育ができるようにするための環境整備について
    ④ 薬学教育及び実務実習に関連する諸団体の位置付け等の検討について
    ⑤ 薬剤師国家試験のあり方について
    ⑥ 遠隔医療に対応した今後の薬学教育について
    ⑦ 薬学部教育の質担保に関する課題について
  3. 報告事項
    ・薬学実務実習について
  4. その他
    ・新薬剤師養成問題懇談会の今後について

日本病院薬剤師会から薬学部定員の適正化に関する課題について、「国立14大学、公立大学5大学、私立大学58大学で合計77大学が設立され、R3年度6年次在籍者の合計は11,745人であり、5年次以下の学生も1学年当たり11,000人前後で推移している。一方、薬剤師国家試験合格者は、9,500人前後(受験者約14,000人)で推移しており、学生過剰の状態が続いている。ここには、学生の質の担保、教員の確保、教育内容の質の担保、大学生の退学率増加、国家試験ストレート合格率の低下など多くの問題が絡んでいる。今後、薬学部定員の抑制など具体的な解決を実行するのか、また、いつどのようになど具体的な計画を出していくのかを議論したい」と提案された。

資料1:薬学教育6年制及び薬剤師に関する状況 厚生労働省(2022年2月14日)
資料2:協議事項 厚生労働省(2022年2月14日)

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