ニュースの要点
厚生労働省は5月13日に、「『使用上の注意』の改訂について」を発出し、製薬メーカーに改訂を指示するとともに、医療現場に対し注意喚起を行った。
副腎ホルモン剤について、以下の副作用が記載された。
- 褐色細胞腫やパラガングリオーマの患者(その疑い含む)は治療を優先すること
- 「褐色細胞腫クリーゼ」があらわれることがあるため、慎重な投与をすること
- 本剤投与後に著明な血圧上昇、頭痛、動悸等が認められた場合は、褐色細胞腫クリーゼの発現を考慮した上で適切な処置を行うこと
抗菌剤について、以下の副作用が記載された。
- テイコプラニン(製品名:タゴシッド)について、新たに「急性汎発性発疹性膿疱症」