ニュースの要点
厚生労働省は2月6日、「毎月勤労統計調査令和5年分結果速報」を取りまとめ公表した。
毎月勤労統計調査は、雇用、給与及び労働時間について、全国調査にあってはその全国的変動を毎月明らかにすることを、地方調査にあってはその都道府県別の変動を毎月明らかにすることを目的とした調査となる。
【調査結果のポイント】〔()内は、前年同月比または前年同月差を示す。〕
- 賃金(一人平均)
- 現金給与総額(就業形態計) 329,859 円(1.2%増)
- きまって支給する給与 270,289 円(1.1%増)
(うち、所定内給与は 251,309 円(1.2%増)、所定外給与は 18,980 円(0.3%増)) - 特別に支払われた給与 59,570 円(2.0%増)
- きまって支給する給与 270,289 円(1.1%増)
- 一般労働者の現金給与総額 436,849 円(1.8%増)
- きまって支給する給与 350,464 円(1.6%増)
(うち、所定内給与は 323,833 円(1.6%増)、所定外給与は 26,631 円(1.0%増)) - 特別に支払われた給与 86,385 円(2.8%増)
- きまって支給する給与 350,464 円(1.6%増)
- パートタイム労働者の現金給与総額 104,570 円(2.4%増)
- きまって支給する給与 101,465 円(2.6%増)
(うち、所定内給与は 98,596 円(2.5%増)、所定外給与は 2,869 円(1.6%増))
※時間当たり給与(所定内給与) 1,279 円(4.6%増)
- きまって支給する給与 101,465 円(2.6%増)
- 実質賃金指数(令和2年平均=100)
- 現金給与総額 97.1(2.5%減)
- きまって支給する給与 96.6(2.6%減)
(参考)消費者物価指数(持家の帰属家賃を除く総合)の前年比は、3.8%上昇
- 現金給与総額(就業形態計) 329,859 円(1.2%増)
- 労働時間(一人平均)
- 総実労働時間 136.3 時間(0.1%増)
(うち、所定内労働時間は 126.3 時間(0.2%増)、所定外労働時間は 10.0 時間(0.9%減))- 出勤日数 17.6 日(前年と同水準)
- 製造業の所定外労働時間の前年比は、5.6%減
- 一般労働者の総実労働時間 163.4 時間(0.7%増)
(うち、所定内労働時間は 149.7 時間(0.9%増)) - パートタイム労働者の総実労働時間 79.2 時間(0.4%減)
(うち、所定内労働時間は 77.0 時間(0.5%減))
- 総実労働時間 136.3 時間(0.1%増)
- 雇用
- 常用雇用指数(令和2年平均=100) 103.9(1.9%増)
- 一般労働者 102.3(1.0%増)
- パートタイム労働者 107.6(3.9%増)
- パートタイム労働者比率 32.22%(0.62 ポイント上昇)
- 常用雇用指数(令和2年平均=100) 103.9(1.9%増)