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サル痘の名称を「エムポックス」に変更【厚労省】

ニュースの要点

厚生労働省は、「第72回厚生科学審議会・感染症部会」を2月17日に開催し、サル痘の名称変更について議論した。

サル痘の名称変更について、以下の二つの対応案が示された。

  • 四類感染症である「サル痘」について、「エムポックス」又は「M痘」のいずれかに名称を変更してはどうか
  • 三種病原体である「オルソポックスウイルス属モンキーポックスウイルス」について、「エムポックスウイルス」又は「M痘ウイルス」のいずれかに名称を変更してはどうか

感染症部会では、WHOの推奨する「mpox」のカタカナ表記「エムポックス」を支持する意見が多く、今後、パブリックコメントを経て新しい名称へ変更することとなる。

※WHOは2022年11月28日に、サル痘の名称について、「mpox」の使用を推奨することを公表し、今後1年をかけて名称を移行していくと発表していた。

第72回 厚生科学審議会感染症部会 議事次第 厚生労働省(2023年2月17日)

サル痘の名称変更について 厚生労働省(2023年2月17日)

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