ニュースの要点
日本薬剤師会は1月25日、「オンライン診療に伴う緊急避妊薬の調剤に関する研修修了者への対応について(お願い)」を各都道府県薬剤師会に通知した。
緊急避妊に係る診療については、産婦人科医または厚生労働省が指定する研修を受講した医師が初診からオンライン診療を行うことが許容され得ると示されるとともに、受診した女性は、薬局において、研修を受けた薬剤師による調剤を受け、薬剤師の面前で内服することとされている。
今般、厚生労働省ホームページに掲載されている「オンライン診療に係る緊急避妊薬の調剤が対応可能な薬剤師及び薬局の一覧」に、実際の対応状況と乖離があるとの指摘があったため、以下について再度の周知を各都道府県薬剤師会に要請した。
- 緊急避妊薬の備蓄ならびに地域で必ず調剤に対応できる体制構築を確実に行うこと
- 研修修了者の異動・退職などにより薬局の対応状況に変更があった場合には速やかに修了証を発行した都道府県薬剤師会に連絡し名簿の修正を行うこと