ニュースの要点
厚生労働省の「令和5年度 第2回薬事・食品衛生審議会医療機器・体外診断薬部会」が9月6日に、「一般用検査薬の一般原則について」等を議題として開催された。
厚生労働省から、「一般原則見直しに向けた方向性について(案)」が示された。一般原則においては、現在の一般用検査薬(OTC検査薬)は、尿糖・尿蛋白・妊娠検査・排卵日予測検査・新型コロナなどが対象となっており、「穿刺血」は検体種として対象外となっている。これを改正し、「穿刺血」を検体種として対象とすることの是非について議論された。
また、日本臨床検査薬協会と日本OTC医薬品協会からは、『「OTC検査薬」 一般原則の見直しについて』とする要望が出された。その中で、OTC検査薬に期待することとして下記を挙げている。