ニュースの要点
中央社会保険医療協議会薬価専門部会(第190回)が11月9日、「令和5年度薬価改定について(有識者検討会における議論の状況について)」を議題として開催された。
有識者検討会では、今後、整理した論点を踏まえて議論を深め、来年4月を目途にとりまとめを行う予定となる。
厚生労働省は、検討会において今後議論を行う以下の論点を提示した。
全体的課題
良質な医療や医療技術の成果を国民に迅速かつ確実に提供するためには、どのような取組が考えられるか。特に、医療保険制度の持続可能性を確保した上で、革新的な医薬品の創薬力の強化や迅速導入、医薬品の安定的な供給を図る観点から、今後の薬価制度の在り方についてどう考えるか。加えて、マクロ的な視点から総薬剤費の在り方についてどう考えるか。
- 革新的な医薬品の迅速な導入について
- 産業構造やビジネスモデルを起因とする課題② 薬価制度を起因とする課題
- 医薬品の安定供給について
- 産業構造やビジネスモデルを起因とする課題
- 薬価制度を起因とする課題
- 薬価差について