ニュースの要点
厚生労働省は3月30日、「第10回自殺総合対策の推進に関する有識者会議」を開催し、以下について議論した。
- 自殺の動向について
- 新たな自殺総合対策大綱(令和4年10月14日閣議決定)
- 大綱に基づく諸施策の実施状況について
- その他
本会議は、自殺総合対策大綱に基づき、国を挙げて自殺対策が推進されるよう、国、地方公共団体、関係団体、民間団体等が連携・協働するため、また、中立・公正の立場から大綱に基づく施策の実施状況、目標の達成状況等を検証し、施策の効果等を評価し、及び大綱の見直しに資するために開催されている。
自殺者数の年次推移(令和5年3月14日現在)
- 令和4年の自殺者数は21,881人となり、対前年比874人(約4.2%)増。
- 男女別にみると、男性は13年ぶりの増加、女性は3年連続の増加となっている。また、男性の自殺者数は、女性の約2.1倍となっている。