ニュースの要点
東和薬品は7月28日、「ロキソプロフェンNaパップ100mg「トーワ」」について自主回収(クラスⅡ)すると発表した。同一処方・同一製造方法の他社屋号品の安定性モニタリングにおいて、類縁物質が規格値を上回り、製品に用いた支持体の汚染が原因であると考えられたため、同一ロットの支持体を用いた製品ロットについて調査した結果、2ロットにおいて類縁物質が承認規格を上回ったため、自主回収することとした。
なお、規格を上回った類縁物質を構造解析し、発がん性がないことを確認しており、本件に関連した健康被害の報告は受けていないことから、重大な健康被害が発生する恐れはないとしている。