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オミクロン株対応ワクチンの接種について【厚労省】

ニュースの要点

厚生労働省の「第37回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会」が9月14日、「新型コロナワクチンの臨時接種について」などを議題として開催された。

オミクロン株対応ワクチンの接種の進め方

  • 基本的な考え方
    • 令和3年・4年いずれも年末年始に感染の波が到来したことを踏まえ、重症化リスクの高い高齢者等はもとより、若い方にも2価のオミクロン株対応ワクチンによる接種を、2022年の年末までに接種が完了するよう、接種体制を整備する
    • 薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会において、海外の動向、有効性、安全性等の情報を踏まえ、5ヶ月とされている接種間隔を短縮する方向で検討し、10月下旬までに結論を得ることとされていることから、 11月から高齢者・基礎疾患の接種者が大幅に増える前提で接種体制の準備を進める
  • 接種対象者について
    • 初回接種を完了した12歳以上の全ての住民を対象に実施する
  • 接種の開始時期等について
    • 初回接種を完了した12歳以上の全ての住民に対しては、10月半ばを目途に、準備を進めること
    • 9月半ばに前倒しで国内配送される2価ワクチンについては、重症化リスクが高い等により、現在、行っている4回目接種の対象者に対して1価の従来型ワクチン(武漢株)から2価のオミクロン株対応ワクチン(BA.1型)へ切り替える準備を進めること
    • 4回目接種の一定の完了が見込まれた自治体においては、配送ワクチンの範囲内で、その他の初回接種が終了した者(社会機能を維持するために必要な事業の従事者や年代別など)の接種への移行を行うこと
  • 接種券の発送について
    • 初回接種を完了した12歳以上の全ての住民を対象に接種を行うため、接種券の発送を進めること
    • 薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会において、海外の動向、有効性、安全性等の情報を踏まえ、 5ヶ月とされている接種間隔を短縮する方向で検討し、10月下旬までに結論を得ることとされていることから、3回目接種完了者であって接種券が未配布の方に対しては早 急に、4回目接種を接種済の方には10月末までに、接種券を配布すること
    • すでに印刷又は送付している3回目接種用接種券及び4回目接種用接種券も使用可能とする

新型コロナワクチンの接種について 厚生労働省(2022年9月14日)

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