第4回 薬局団体連絡協議会シンポジウム
ご案内・受講申込
セミナー受講申込書はこちらのページからチケットを購入!
2022年9月25日(日)10:00〜16:30
国民のための薬局=一人ひとりのための薬局×地域社会のための薬局
「go beyond“ THREE LIMITS” 私たちの壁、国民の壁、法制度の壁の向こうに」
会場
品川フロントビル(ハイブリット開催)
申込期限
2022年9月21日(水)
プログラムのご案内
ご挨拶
次世代薬局研究会、日本コミュニティファーマシー協会、保険薬局経営者連合会、地域医療薬学研究会の4団体は、「薬局が薬物治療および地域のヘルスケアを担うインフラとして貢献する」を共通の理念として掲げ、薬局団体連絡協議会を結成し、初年度に提示したアクションプラン実現に向けて「国民のための薬局のあり方シンポジウム」を開催して参りました。
本年度は4年目にあたり、これまでの各団体及び薬局団体連絡協議会としての諸活動の積み上げをもとに、次のサイクルを目指して新たな知見を開拓していくこと、また、改めて、国民及び社会(法制度・政策)から見た私たちの位置づけをしっかりと認識し、これに応えていく態勢をとることを企図いたしました。
メインテーマである「国民のための薬局=一人ひとりのための薬局× 地域社会のための薬局」は、本来、国民一人ひとりに奉仕することと地域社会に奉仕することの間には循環構造があり、どちらかの機能が小さければ、結局「国民のための薬局力」は小さくなってしまうことを表しました。
サブテーマである「go beyond “THREE LIMITS”私たちの壁、国民の壁、法制度の壁の向こうに」は次段階にむけて、薬局・薬剤師を囲む3つの壁(限界)を超える試み、いわゆる限界突破の方向性を示しました。これは、各ラウンドテーブルディスカッションの主題でもあります。
薬局は現在、その経営のみならず、その存立自体が大きな危機的状況にあると考えられます。
薬局を巡る法制度的変化、社会構造の変化、疾病構造の変化、医療体制の変化、特に近時のCOVID-19禍は自然災害の多発に並び、地域社会全体のダメージを深め、医薬品等の供給能力不全など、薬局がこれまで地域貢献してきたインフラの土台を揺るがす事態となっており、変化を加速化させ、
少なくとも、これまでのベクトルで薬局経営・薬局業務・薬剤師のリテラシーを考えることはできなくなっていると思われます。
さまざまな考え方があろうかと思いますが、薬局及び薬局薬剤師として「何をするか」から始まるのではなく、薬局利用者である地域住民に対して、そして地域社会に対して「どのような価値を実現し得るのか」から、薬局の存立を多角的に考える必要があると考えます。
以上に鑑みまして、今回のシンポジウムには、各方面からのご参加をいただき、ぜひともご意見をお聞かせいただきたく、お願い申し上げます。
末筆ながら、皆さまの益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。
第4回「国民のための薬局」シンポジウム 大会長
一般社団法人 地域医療薬学研究会 代表 北里大学名誉教授 鈴木順子
プログラム
10:30 開会(大会長挨拶・趣旨説明)
10:45 特別講演①一人ひとりの薬局実現のために
【山口 育子:認定NPO法人 ささえあい医療人権センターCOML(コムル) 代表】
12:15 休憩
13:00 研究報告【堀 里子:慶應義塾大学薬学部 医薬品情報学講座 教授】
・2021年度報告「保険薬局における薬剤師による患者のフォローアップの実態調査」
・2022年度経過報告「リフィル処方箋の意識調査」
13:30 特別講演②地域社会のための薬局
【印南 一路:慶應義塾大学総合政策学部 教授】
15:00 休憩
15:20 各団体からの提言
【鈴木 順子:一般社団法人 地域医療薬学研究会 代表】
【山村 伸一:一般社団法人 保険薬局経営者連合会 代表】
【吉岡 ゆうこ:一般社団法人 日本コミュニティーファーマシー協会 代表】
【武政 文彦:一般社団法人 次世代薬局研究会2025 代表】
16:25 閉会挨拶
会費
主催4団体会員<会場参加>(昼食付)¥5,000
主催4団体会員<オンライン>¥3,000
一般<会場参加>(昼食付)¥6,000
一般<オンライン>¥4,000