ニュースの要点
厚生労働省は5月29日、「令和6年度医療費(電算処理分)の地域差分析」を公表した。
【結果の概要】:全制度計の地域差
<都道府県別の地域差について>
- 1人当たり年齢調整後医療費を都道府県別に見ると、北海道と西日本が高く、東日本が低い傾向にある。この傾向は、特に入院において見られる。
- 1人当たり年齢調整後医療費の地域差は、1人当たり実績医療費の地域差に比べ小さい。
<都道府県別の地域差の各種寄与について>
- 地域差への寄与を診療種別に見ると、入院の寄与度が大きく、歯科の寄与度は小さい
- 地域差への寄与を年齢階級別に見ると、70歳以上の寄与度が比較的大きい。この傾向は、入院、入院外、歯科のいずれの診療種別においても見られる。
- 地域差への寄与を疾病分類別に見ると、診療種別計及び入院では「循環器系の疾患」 「精神及び行動の障害」の寄与度が大きく、入院外では「循環器系の疾患」 「新生物<腫瘍>」の寄与度が大きい。
- 地域差への寄与を三要素別に見ると、地域差指数の高い都道府県では、受診率及び1件当たり日数の寄与度がプラス、1日当たり医療費の寄与度がマイナスとなる傾向がある。
- 地域差への寄与を新三要素別に見ると、地域差指数の高い都道府県では、推計新規入院発生率及び推計平均在院日数の寄与度がプラス、入院1日当たり医療費の寄与度がマイナスとなる傾向にある。


