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副腎ホルモン剤・腫瘍用薬などの「使用上の注意」の改訂【厚労省】

ニュースの要点

厚生労働省は1月10日、「『使用上の注意』の改訂について」とする通知を発出し、副腎ホルモン剤・腫瘍用薬など22成分の添付文書改訂を製薬会社へ指示した。

添付文書改訂:抜粋

副腎ホルモン剤:医薬品名

デキサメタゾン(経口剤)(リンパ系腫瘍の効能を有する製剤)
デキサメタゾンリン酸エステルナトリウム(注射剤)
ヒドロコルチゾン
ヒドロコルチゾンコハク酸エステルナトリウム(リンパ系腫瘍の効能を有する製剤)
プレドニゾロン(経口剤)
プレドニゾロンコハク酸エステルナトリウム
メチルプレドニゾロン
メチルプレドニゾロンコハク酸エステルナトリウム
メチルプレドニゾロン酢酸エステル

重大な副作用(新設):腫瘍崩壊症候群(抜粋)

リンパ系腫瘍を有する患者に投与した場合、腫瘍崩壊症候群があらわれることがある。異常が認められた場合には、適切な処置(生理食塩液、高尿酸血症治療剤等の投与、透析等)を行うとともに、症状が回復するまで患者の状態を十分に観察すること。

「使用上の注意」の改訂について 厚生労働省(2024年1月10日)

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