ニュースの要点
厚生労働省は10月27日、「オンライン診療システムにおける不正ログイン事案の発生に伴うセキュリティ対策強化のお願い」とする事務連絡を発出した。
今般、国内のオンライン診療サービスを提供するシステムに対し、不正取得されたID ・パスワードを用いた「リスト型アカウントハッキング(リスト型攻撃)」とみられる攻撃を受け、不正ログインされるという事案が発生している。本事案では、医療機関側アカウント及び患者側アカウントの双方で不正ログインが確認され、患者の個人情報や診療情報等の閲覧被害が生じていることが確認されている。
医療機関及び医療情報システム事業者におかれましては、同様の手法による被害を防止・局所化するため、下記事項を確認し、必要な対応および利用環境の点検・対策の強化について早急に検討の上、実施するよう求めた。また、SaaS型サービスを提供する事業者においても、予約システム、問診システム、業務効率化システム等関連するシステム・サービス全般について確認の上、対応するよう求めた。
〇医療機関において対応・確認すべき事項
- 多要素認証(二要素認証/パスキー)の必須化・有効化
- パスワード管理の徹底(使い回しの排除)
- アクセスログの緊急確認
- 院内周知と警戒(二次被害の防止)


