ニュースの要点
厚生労働省は9月30日、「第2回 薬剤師のキャリアパスに関する懇談会」を「 創薬等を含む薬剤師の多様なキャリアに対応した専門性のあり方」などを議題として開催した。
目次
薬剤師数(業態別)の推移
薬剤師の総数は増加しており、多様なキャリアがある中、薬局の薬剤師の割合が年々高くなっている反面、研究・創薬に資する大学・医薬品製造販売業・製造業についてはピークアウトし減少局面に移行している。
薬剤師の需給推計(令和2年度時点)※今年度再算出予定
- 薬剤師の総数としては、概ね今後10年間は、需要と供給は同程度で推移するが、将来的には、需要が業務充実により増加すると仮定したとしても、供給が需要を上回り、薬剤師が過剰になる。薬剤師業務の充実と資質向上に向けた取組が行われない場合は需要が減少し、供給との差が一層広がることになると考えられる。
- 本需給推計は、変動要因の推移をもとに仮定条件をおいて推計したものであり、現時点では地域偏在等により、特に病院を中心として薬剤師が充足しておらず、不足感が生じている。
- 今後も継続的に需給推計を行い、地域偏在等への課題への対応も含めた検討に活用すべき。
薬学生の進路について(参考資料1参照)
6年制学科卒(主に薬剤師育成)
- 全体の82.8%が卒業後すぐに就職し、27.6%が保険薬局、21%が医療機関、18.1%がドラッグストアの調剤部門であった
- 大学院への進学者は全体の2.3%であり、博士課程修了者の就職先は企業の研究・開発もしくは研究機関・大学が多かった
4年制学科卒(主に研究者育成)
- 全体の76.9%が大学院に進学し、そのうち約30%が博士課程に進学していた
- 修士課程修了者の就職先は、企業の研究・開発、科学系企業等が多かった
- 博士課程修了者の就職先は、企業の研究・開発もしくは研究機関・大学が多かった
※大学院進学者は創薬に資する企業の研究・開発への就職が多く、特に博士課程修了者は大学等の研究機関への就職が多い様子が伺える





