ニュースの要点
厚生労働省は12月19日、「一般用医薬品の適正販売及び適正使用について」を発出した。
昨今、若年者の一般用医薬品の過量服薬による健康被害に関する報道が相次いでいる。一般用医薬品と健康被害の関係など詳細な事実関係は不明だが、本来の使用方法を逸脱した一般用医薬品の不適正使用により、健康を損なう事例が発生していることは大変憂慮すべき事態であり、また、一般用医薬品の過量服薬に関する情報に接することで類似の事案が誘引されるおそれも否定できるものではない。
これまでにも「一般用医薬品の適正使用のための情報提供等及び依存の疑いのある事例の副作用等報告の実施について（周知依頼）」や「「濫用等のおそれのある医薬品」の適正販売に向けた販売者向けのガイドラインと関係団体等に向けた提言」について（情報提供）」）等を示しているが、一般用医薬品の適正販売及び適正使用に関する事項について医療機関、薬局、店舗販売業者、配置販売業者への周知を依頼した。
- 一般用医薬品の適正販売について
- 乱用防止に関する防止啓発等について
- 相談対応等について
- 副作用等報告の実施について
